Spotifyにロックが戻ってきた
Led Zeppelin、Deep Purple、Yes、Eagles。70年代の偉大なロックアーティストたち。Spotifyではこれらがごっそり抜けていた。
最初は息子から、「SpotifyってYesがちゃんと入ってないって友達から聞いたんだけど、どう？」
「うん。たしかにメジャーなアルバムが1つも入ってないね」
というわけで、ほかのクラシックなロックバンドを調べてみた。まずDeep Purple。Deep Purpleのオフィシャルアカウントがあって、そこでプレイリストを出してるんだが、4期までのがない。
Led Zeppelinで検索すると、Lez Zeppelinという女性バンドがトップヒットする。
Hotel Californiaは変なアコースティックアレンジのしかない。ここにはスピリットがない。
一体どうしちゃったんだ？
Billboard Top 100 1982というプレイリストには40曲くらいしかない。
いろいろ調べてわかったのは、ワーナーミュージックジャパン（WMJ）が取り扱っているアーティストが全然入ってないということだった。
なんてこった。
今はどうか知らないが、70–80年代のロックアーティストのかなりの部分はワーナーが持っていたのだ。
それがレーベルの一存でせき止められるなんてことがあっていいはずがない。
ロックスピリットを失ってしまったのか、ワーナーよ！
実際、ソニーミュージックエンターテインメントジャパンは実際にそれをiTunes Storeでやっていて、何年ものあいだ、日本市場ではボブ・ディランを聞くこともできなかった。
日本のソニー・ミュージックさま。ソニー・ピクチャーズがスティーブ・ジョブズの伝記を映画化するそうですが、そのサントラが日本では出せないような事態はないようにしてくださいね。お願いします。
Spotifyの成功を阻む「レーベルの一存」
とかいう記事を書くべきかなあ、と思っていた。
ところが、今朝見てみたら、これらのアーティストがSpotifyに入ってるじゃないか。なんの連絡もなく。
Billboard Top 100がフルで揃ってる。パープルもゼップもイエスもみんなが笑ってる。お日様も笑ってる。
いやー、Spotifyサイコーにロックっすね。
ワーナー、スピリットあるじゃないか。この2016年になっても。
